2021.07.16
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
「身体的距離の確保、マスクの着用、手洗い」や、
「3密(密集、密接、密閉)」を避けるなどのいわゆる「新しい生活様式」を
実践することが求められています。
さらに、夏季の期間は、新型コロナウイルスだけでなく、
熱中症にも注意する必要があります。
そこで、環境省および厚生労働省において、
その「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめ、
国民に注意喚起を行っています。
【「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント】
<マスクの着用について>
高温や多湿といった環境下においてマスクを着用することは、
熱中症のリスクを高めるおそれがあるため、
屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、
マスクをはずすようにする。
マスクを着用しなければならない場合には、
強い負荷のある作業や運動は避けるようにし、
のどが渇いていなくても、こまめに水分補給を心がけるようにする。
また、周囲の人との距離を十分にとれるような場所で、
マスクを一時的にはずして、休憩をするようにする。
<エアコンの使用について>
一般的な家庭用エアコンにおいては、
空気を循環させるだけであり、換気を行っていないものが多い。
そこで、新型コロナウイルス対策のためには、
冷房をしている時でも窓を開放したり、換気扇を回すなどによって、
こまめに換気を行う必要がある。
その場合、換気によって室内温度が高くなりがちとなるので、
エアコンの温度設定を下げるなどの調整を行う。
<涼しい場所への移動について>
少しでも体調に異変を感じるようなことがあった場合は、
速やかに、涼しい場所に移動するようにする。
人数制限などにより屋内の店舗などに入ることができない場合は、
屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してするようにする。
<日頃の健康管理について>
毎朝など定時に体温測定を行うことで、平熱を知っておくようにする。
体調が悪いと感じたときは、無理せず自宅で静養するようにする。
詳細は、
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html
をご覧ください。